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「女子と遊ぶのは、大学に受かってからぢゃ」
「わしはのぉ、お前が一番むごいんぢゃ」
「肉は食わん、魚がいいんぢゃ」
「風呂掃除きたか、まぁ、寄っていかんか」
「歯がいいときはのぉ、歯を食いしばれ」
「学費は心配すんな、わしが全部だしちゃる」
「人生は気合いぢゃ」
「なし、できんことがあるか」
「秀に会えるのがばあちゃんの第一希望」
「ぜったいに借銭はしたらいかん」
「せっちゃんが、面倒、よぉみてくれよる」
「じゅん、今日は何持ってきたか」
「長生きして、秀の前途をはげますよ」
「秀では小さかったが大きくなって、
 こんなうれしいことは一生涯最後です」
「秀、いつ、別府に戻ってくるんか?」
「せっちゃんとじゅんの面倒みてくれやな」

二〇一二年六月。

祖母、三回忌。

あなたに褒めれられたくて、今日もつくる。

6月2012年

Design / Photo

宇都宮 秀男